このニュースを知ったとき本当にショックを受けました。
しかし、残念ながらこういった事態は予測可能なことでもあったんですよね。
以前の私の記事『「自爆テロ犯の正体が見えてきた」を読んで…』(2007年7月7日の記事)に詳細は書いておりますが、あえて再度引用したいと思います。
菅原 出 氏の記事です。
前後略。にて引用。
今や世界の麻薬王として潤沢な活動資金を誇るタリバン勢。しかし彼らがいかにして自爆テロを決行するテロリストたちをリクルートし、養成しているかについては謎に包まれていた。カブールで過去に起きたすべての自爆テロ犯の死体もしくはその身体の一部を検査した鑑識官Yusuf Yadgari氏が以下の驚くべき結果を発表するまでは・・・。同氏が今年の5月に発表した報告書によれば、「自爆テロ犯の90%は何らかの障害を持っている人たちだった」というのである。NATO・アフガン軍とタリバンの戦闘が激化する中で、タリバンは社会から隔絶され最も社会的に脆弱なグループに自爆攻撃をやらせていたのである。
30年以上内戦状態にあったアフガニスタンにおいて、対人地雷で足を失ったり、失明した人は膨大な数に上る。首都カブールにおいてはそれでもある程度の社会保障サービスがあるものの、田舎に行けば最低限の保障すら受けられないことがほとんどだという。健常者であっても職を得るのが大変な中で、身体的・精神的な障害を持つ者が職を得ることは極めて困難である。誇り高きアフガン人は家族を養うことができない自分の無力を恥じ、絶望感に浸る。こうして将来に対する希望と展望を失い、社会から孤立する障害者たちに、タリバンのメンバーが悪魔のささやきをするのだという。「君は生涯何もできない役立たずだ。家族を食わしていくことさえできないではないか。天国に行ったらどうだ、そうすれば我々が家族の面倒を見る・・・」と(『Globe and Mail』 2007年5月7日付)。
自爆テロ実行者の家族に支払われる報酬は、数年前までは250ドル程度だったものが、現在では麻薬による収入増を受けて10000ドルから15000ドルにまで上がっているという。アフガニスタンの経済事情からすればそうそう稼げる額ではない。わが国で住宅ローンを抱え、家族を養うすべをなくしたリストラされたサラリーマンが、自殺する心理状態と似ていると言えるかもしれない。つまり自爆テロ犯は「タリバン」などではないということである。将来に対する希望を失い、そうすることでしか家族を養うことができない社会的弱者たちによる、命を捨てた最後の仕事が「自爆テロ」の正体だったわけである。
上記内容はアフガニスタンでのタリバン勢力での話ではあるのですが、イラクでの武装勢力が同じことを考え実行したとしても驚くべきことではないことかと思います。
今回の事件に関しては私から書ける内容がありません。
テロの現場・発生する状況を考えることは、平和だからこそできる日本の役割を考える必須の事項だと思います。
しかし、それが何なのか、どうすれば良いのか具体的な提言ができないからです。
まとまらない記事で申し訳ありません。
しかし、現実に起こった悲劇は、人としていやでも直視する必要はあるかと思います。
ビジネスマンのバイブル!必読書!『週刊ダイヤモンド』
The Japan Times
